日々のあることないこと

日々のあることないこと・・・

夢中になること

何かに夢中になることは才能がいる。

小さい頃は、そんなこと考える余裕もなく夢中でセミを取りにいったし、フィギュアを集めた。 しかし大人になるにつれ、 「セミ取ってどうする。どうせ死ぬだけなのに」 「このフィギュアどこに置くんだ。いつ飽きるとも分からんのに。」 と頭の中で嘲笑気味のささやきが増えていく、つまらない人間になっていく自分がすぐそこにいることを感じる。

自分が小さい頃に持っていた真っ直ぐさというか、男らしさがなくなっていっている気がする。 いちいち考える。リスクとか懸念を考える。馬鹿みたいに真冬の水に飛び込んだりしない。 もちろんよく考えて行動することは大事だが、まずは飛び込んでみることもそれと同じくらい大事な気がする。 習うより慣れろではないが、今は、「習う」ことを重視しすぎている自分が嫌いだ。